バスルーム収納:スッキリ見えるボトルやグッズの選び方

お風呂

バスルームがごちゃつく原因とは?

生活感が出やすい理由

バスルームは家の中でも特に「生活感」がにじみ出やすい場所です。

理由はシンプル。日用品の種類が多く、どれも使用頻度が高いからです。
シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔料、カミソリ、洗面器、掃除道具……。これらが無造作に置かれていると、たちまち雑然とした印象になってしまいます。


収納スペースの限界とボトルの増殖

特に一人暮らしのバスルームは、収納棚がそもそも少なかったり、棚自体が設置されていなかったりします。

そうなると床や浴槽の縁が“仮置き場”になり、次第にボトルが増えていくという悪循環に。ボトルのデザインもバラバラになりがちで、視覚的に散らかった印象が強まります。


スッキリ見せるための基本原則

色を統一するだけで清潔感アップ

バスルーム収納で最も効果的なのが「色の統一」。

ボトルや収納グッズの色味を、白やグレー、ベージュなどの淡色系で揃えるだけで、全体がスッキリ見えます。

ブランドごとの派手なラベルやカラフルなボトルは意外と視覚ノイズになりやすいため、詰め替え容器を使って統一感を持たせましょう。


ラベルレス・詰め替えボトルの効果

ラベルをあえて貼らず、中身を記号やシンプルな文字で表すことで、より洗練された印象に。

100均や無印良品、ニトリなどでもおしゃれな詰め替え容器が手に入ります。
特に半透明のボトルは避けて、完全不透明 or 透けにくいマット素材を選ぶと生活感を抑えやすいです。


「置かない収納」で床もカビ知らず

床に直置きすると、ヌメリやカビの原因になります。

最近は「浮かせる収納」が人気で、ボトルホルダーやマグネット付きラックなど、壁面収納を活用する人が増えています。

濡れた床からモノを離すだけで掃除の手間が激減し、湿気対策にもつながります。


おすすめの収納グッズと活用アイディア

浮かせる収納:マグネット&フック活用術

一人暮らしのユニットバスや狭い洗い場でも重宝するのが、マグネット式のバス収納

最近のバスルーム壁面にはマグネットがつくことが多く、

  • シャンプー棚

  • 石けんホルダー

  • タオルハンガー

などを“貼るだけ”で簡単に設置できます。

フック式でボトルを逆さにして吊るすアイデアも、乾きやすく衛生的です。


吊るす・掛ける:バスケットやチューブホルダー

100均でよく見かけるワイヤーバスケットや、吸盤式のチューブホルダーも優秀です。

  • 洗顔フォームなどのチューブ型アイテム

  • 歯磨き粉やシェーバー

といった小物を空間利用しながら浮かせることで、取り出しやすく清潔感もアップします。


棚やラックを増やさず整える方法

スペースに余裕がない場合、無理に棚を増やさずに「数を絞る」発想も重要です。

  • シャンプーとリンスは兼用に

  • バスタブ洗剤とスポンジは一体型に

  • 使用頻度の低いものはバスルーム外へ

など、“アイテムのミニマム化”を意識することで、収納量も自然とコンパクトになります。


ボトル選びのポイント3つ

透明・半透明は避ける?選ぶべき色と形

インテリア的に最もスッキリ見えるのは白・黒・グレーの単色ボトル

一方、透明や半透明は中身の残量が見えるというメリットはあるものの、
・水アカ
・詰め替えの境界線
が目立ちやすく、見た目が雑多になります。

できるだけマット系・単色ボトルを選びましょう。


シンプルなフォルムで掃除も楽に

複雑な形状のボトルや、プッシュ部分が細かいものは、
汚れが溜まりやすく掃除が面倒になります。

スクエア型や円柱型など、直線的なフォルムのボトルは並べてもスッキリして見え、かつ手入れも簡単です。


“中身がわかる”工夫とラベリング術

シンプルにしすぎると「どれが何か分からない」という問題も。

おすすめは、

  • 英字や記号のラベル(例:SH / BO / WS)

  • 耐水シールを使って手書きする

  • ラベルレスにして内容を決め打ち(左=シャンプー、右=ボディソープなど)

暮らしに合った方法で“見た目と機能のバランス”を取るのがコツです。


実際に試してわかった!片づくバスルームの作り方

使ってよかった収納アイテム例

筆者が実際に使って効果を実感したアイテムの一例です。

  • セリアのマグネット収納ラック

  • 無印良品のPET詰め替えボトル(ホワイトグレー)

  • 吊るして乾かせるソフトチューブホルダー

いずれも1,000円以下で揃えられ、機能性も高くおすすめです。


一人暮らしでも快適な動線づくり

バスルームの快適さは「出入りのしやすさ」にも関わります。

  • 床置きがなくなることで動きやすくなる

  • 小物が手元にあるから探さずに済む

  • ボトルを掃除するときに手間が少ない

こうした利点は、限られた時間の中でも“気持ちよく過ごせる”空間をつくってくれます。


収納後の“維持”をラクにする仕組み

収納で大切なのは「見た目を整えること」ではなく「それを続けられること」です。

・床に置かない=掃除が楽
・ボトルが統一されている=補充しやすい
・数を絞っている=使い切りやすい

このように、“自然と片づけたくなる環境”を整えておくことが、長く快適な空間を保つコツになります。


まとめ|バスルームも「魅せる収納」で快適空間に

バスルーム収納は、「暮らしの快適さ」を大きく左右する要素です。

生活感を抑えるには、

  • ボトルの色と形の統一

  • 浮かせる収納の活用

  • 最小限のグッズで済ませる意識

この3つがカギになります。

一人暮らしでも、ちょっとした工夫で“スッキリ美しく”使えるバスルームに変えられます。

今日からぜひ、「見せる」収納を取り入れて、癒しと清潔感のある空間づくりを始めてみましょう。

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