見落とされがちな“配線”の片づけ、どうしてる?
一人暮らしの部屋で、意外と目につくのが「コードのごちゃごちゃ」。
テレビ裏やデスクまわり、キッチンカウンターの下など、気がつけば電源タップや充電ケーブルがもつれてぐちゃぐちゃに…。
整えているつもりでも、気がつけばまた絡まっていたり、ホコリがたまっていたり。
「生活感」が出やすいポイントだからこそ、“見せない整とん”でスッキリ感をキープしたいところです。
コードがごちゃつく3つの原因
① 使用アイテムが多様化している
スマホ、PC、ゲーム機、スマートスピーカー、加湿器、Wi-Fiルーター…。
一人暮らしでも電化製品の数は意外と多く、1つの場所に集中してコードが集まりやすいのが現状です。
② 一時的な仮設がそのまま定着
「とりあえず差しておこう」とした延長コードやUSBケーブル。
その場しのぎが習慣化し、仮置きのまま動線になってしまうことも多々あります。
③ 長さ・数・差し口が合っていない
コードの長さが合っていなかったり、延長タップに余計なケーブルがささっていたり…。
「必要に応じて整える」工夫がされていないと、配線はすぐに乱れてしまいます。
ごちゃつきを防ぐ“見せない整とん”の基本方針
ポイントは3つ:「隠す・束ねる・浮かせる」
● 隠す
家具の影や収納ボックスでコードそのものを視界から遮断。
● 束ねる
余ったコードは巻いてコンパクトに整える。
● 浮かせる
ケーブルを床から離すと、掃除しやすく、ホコリもたまりにくくなります。
エリア別!配線まわりの整とんアイディア
リビング:テレビ裏・ゲーム機・Wi-Fiルーターの配線
● 整理のコツ
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ケーブルボックス+ラベル管理で電源タップを隠す
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使用機器ごとにコードをまとめてタグ付け
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背面に結束バンド or 配線カバーで沿わせて固定
● おすすめアイテム
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ケーブル収納ボックス(無印・山崎実業など)
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コードラベル(100均OK)
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配線モール(壁色に合わせて選ぶと◎)
デスク周り:PC・スマホ・充電器が集中するエリア
● 整理のコツ
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USBハブをモニター裏に固定
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使用頻度の高いケーブルは「出しっぱなしでOK」な置き場を設ける
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ケーブルホルダーをデスクに貼り付けて定位置化
● おすすめアイテム
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マグネット付きケーブルホルダー
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デスク裏のワイヤートレー
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配線クリップ&コード収納チューブ
ベッドサイド:スマホ・タブレットの充電まわり
● 整理のコツ
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ナイトテーブル裏に延長コードを貼り付ける
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ケーブルはベッドフレームにフックで固定
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充電中の機器は小さなトレイにまとめて置く
● おすすめアイテム
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両面テープで貼れる電源タップホルダー
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無印良品の「ABS樹脂小物トレイ」
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ベッドサイドポケット(リモコンやケーブルも入れられる)
コード整とんに役立つ100均アイテム5選
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結束バンド(マジックテープタイプ)
→ 繰り返し使えて束ね直しがラク! -
ケーブルクリップ・コードホルダー
→ デスク周辺の固定に重宝。 -
目隠し用インテリアボックス
→ 電源タップを中に収納。見た目もすっきり。 -
収納ラベルシール
→ どのケーブルか迷わないよう名前を明記。 -
コード収納ケース(リールタイプ)
→ 長すぎるケーブルをくるくる巻いてコンパクトに。
注意点:やりすぎると逆に不便になるケースも
● ラベルが多すぎると煩雑に
視認性は大事ですが、簡潔に「何のコードか」だけに絞ると◎です。
● 隠しすぎて熱がこもる
ケーブルボックスは放熱性に配慮した構造のものを選ぶことが大切です。
● 一時的な使い方を想定するのも大切
掃除機・ドライヤーなど、頻繁に抜き差しするコードは“浮かせず手前”に配置する方が便利です。
「見えない収納」は、継続がポイント
コードまわりの整とんは、“完成したら終わり”ではありません。
生活スタイルや家電の入れ替えに応じて、「今の使い方に合っているか」を定期的に見直しましょう。
まとめ|生活感を消しつつ、使いやすさも両立させよう
コードの整とんは「見た目の美しさ」だけでなく、
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掃除がしやすくなる
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ホコリがたまらない
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安全性がアップする
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動線がスムーズになる
など、暮らし全体を快適にする大きな効果があります。
完璧を目指す必要はありません。
「気になる場所から」「使うコードから」少しずつ整えてみてください。
片づけの第一歩は、見えないけれど“気になるところ”から始めるのがコツ。
あなたの部屋の配線、今一度チェックしてみませんか?